雨のうた

1/1
前へ
/1ページ
次へ

雨のうた

雨、雨が降る 雨の音、鳥の鳴き声、水を弾くタイヤ音 雨が肌に触れる 幾ばくかの想いは流れる 雨は、水となり、下水溝をくだり、泥水となった 不純物は、雲へと還るまで、どれほどの想いを連れ出すのか 雨、雨が降る 想いが、わたしのもとへ還ってきた
/1ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加