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前回までのあらすじ
ここまで読んで下さってありがとうございます(*´艸`*)
以前の更新が随分前なので、一旦ここまでのあらすじをお送りします。
不要な方は読み飛ばして下さったらと。
あらすじ ここから
…………………………………………………
主人公の寿史は成人型ADHD( 注意欠陥・多動性障害)を患う27歳。
失恋が原因で自殺した弟の優人の恨みを晴らすべく、美人A大院生の東堂遥を惨殺する。
しかし逮捕された直後、弁護士の椎名に聞かされたのは、寿史が一人っ子であり、弟など存在しないという事実。
それ以外も椎名弁護士の話は寿史の記憶と異なる事ばかり。
困惑する寿史だが、誠心誠意弁護に取り組む椎名弁護士の姿勢を見て、次第に彼の話が真実で自分の記憶が間違っていると思うようになる。
ある日、自身の生い立ちについて尋ねると、椎名弁護士は『楽しい話ではない』と前置きした上で、語り始めた。
それによると、寿史の父は寿史の母に殺されたらしい。
母は存命だが、現在受刑中。
これらを自らの足で歩き回って調査したと聞かされた。
そこまでする理由を尋ねる寿史に、椎名弁護士は無惨な死を遂げた恋人、東堂遥の無念を晴らす為だと告げる。
そう、東堂遥の交際相手は弟の優人ではなく、椎名弁護士だったのだ。
それを聞き、初めて罪悪感を覚える寿史。
謝罪の言葉を口にしようとすると、椎名弁護士は寿史が思いも拠らない事を言い出した。
何と、寿史が何らかの方法でマインドコントロールされているのではないかというのだ。
咀嚼し切れない寿史に『また明日来る』との言葉を残し、椎名弁護士は去って行った。
所が次の日、寿史の元にやってきたのは田村と名乗る、別の弁護士だった。
田村弁護士の話に依ると、椎名弁護士は寿史と別れた後、交通事故に遭い、現在意識不明の重体なのだそうだ。
そんな訳で、今後の弁護は田村弁護士に委ねられる事になった。
田村弁護士は自信有りげな風に、寿史を心神喪失者として不起訴にすると言い切る。
相応の罰を受けたいと主張する寿史を一蹴し、田村弁護士は寿史に専門医の精神鑑定を受けるように指示した。
拒む権利のない寿史は精神鑑定を受ける。
ここで救いだったのは、担当医が馴染みの心療内科医だった事。
いつもの精神安定剤を処方され、面談を受けた。
面談は夕方から深夜に及んだ。
所が翌日、同室のシゲとレンから、面談は夕食前に終わり、寿史はそのまま眠りこけていたと聞かされる。
またしても起きた、記憶と事実の相違に寿史は困惑する。
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あらすじ ここまで
そして、すみません。
寿史の祖母が亡くなった時期が合わなくなっていたので、高校時代→大学四年の時に訂正しました。
後、どうでもいい背景です。
東堂遥が通っていたA大学は都内にある架空の国立大学です。
ロマ数の水菜ちゃんの母校でもあります。
名前の由来は、
良い大学 → ええ大学(関西弁) → A大学
ダジャレでした(^_^;)
本編もどうぞ宜しくお願い致します。
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