0人が本棚に入れています
本棚に追加
【0】あとがき
ここまでお読みいただきありがとうございました。
すでに次の作品のテーマが思い浮かんだがために速足な展開となりました。
どんどんと小説を書いて少しでも読むに耐えられる作品ができるようにしたいと思います。
さて、この作品について簡単に解説をさせてください。
この物語の主軸は「葉波みなと」と「凪葉凛」です。
物語の冒頭では、本物の「みなと」とクローンの凛が登場します。二人自体は特別面識はなかったのですが、地下の研究施設(時代は巻き戻っています)ではクローンの「みなと」と本物の凛が仲良くしています。お互いに意識は同期していますから、本物のみなととクローン凛は、凛だけがみなとを知っているという状況になるわけです。(クローン→本物の同期のみ行われる)
なお、物語の展開は書きながら考えているので結果的にそうなりました。
二人は、それぞれが本物とクローンという組み合わせでいましたが最期には本物同士という形で落ち着いたわけです。
ですが、最後の最後
”だけど、最近妙に気になることがあるんだ。
「本当に僕は戦争に巻き込まれていたのか」って”
という部分ですが、徐々に薄れていく記憶が違和感となっているだけではなく 戦争が起こったことすら日常生活で触れられないことで みなと自身が「本当に起こった事実」ということが分からなくなったのです。さらに戦争があった当時の自分はクローンではないのかと。
お読みいただきありがとうございました(2回目) 今後の作品も是非ともお読みください。
echo.残響の都市で
作:ysnb
おわり
最初のコメントを投稿しよう!