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「愛してんぜ 愛してんぜ!」
譲に拐われた美奈子。
手枷足枷状態で、明日も見えないくらいに窶れてた。
「さーてと、今度はどうやっていたぶってやろうかなぁ」
譲は美奈子の顎をクイッとさせながらニヤつく。
「こんな事をして何になるの……」
最早声にも元気がなく、そんな事をポツリと呟く美奈子。
「お前に教える必要はねぇよ!」
譲はそう言いながら美奈子をゲシッと蹴った。
(……こんな時、魔法でもあればなぁ)
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