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「送ってもらって悪いわね」
理雄は、その後アドを故郷の近くまで送った。
ここには都会とは違ってノンビリとした良い雰囲気が漂ってる。
「大丈夫ですよ、役に立てたなら良かったです。では、これで」
「そっちこそ気を付けてね」
そうして、お互い手を振り合いながら帰る。
しかし、アドの心中は少し複雑だった。
(理雄君のあの人格……なんかまるで別人みたいだった。あれを放っておくと……なんか、大変な事になりかねないわ。どうしたら……)
【おしまい】
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