危険な夜道

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焦りすぎたのか、走ろうとした瞬間、足がもつれて一瞬よろけた。 その瞬間を見逃さず、男が一気に距離を縮めてきた。 やばい! そう思って、すぐにまた走り出そうとしたが、次の瞬間、男に肩を捕まれた。 「あのー。ちょっとお茶でもどうですか?後ろ姿がモロ俺の好みなんすよね。」 ・・・・・・ただのナンパだったようだ。 ホッとした私は、ゆっくりと振り向いた。 「あらー、やだー。私でよければ。」
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