01 固い皮膚を持つ少年

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01 固い皮膚を持つ少年

ある日の出来事。 名前を語りたくない少年がそこにいました。 少年の様子はひどく怯えただただ震えていました。 少年の肌には褐色の痣があり。 その瞳は美しい金色で見ているだけで吸い込まれてしまいそうになります。 「こいつ金色族じゃないのか?」 少年は盗賊に殺されそうになっていました。 少年は何もいいません。 殺されるのを待とう。 そう思いました。 「殺してバラして目ン玉引き抜いて売ろうぜ!」 少年は金色一族。 強力すぎる魔力。 その魔力には強大な魔力が隠されており、持っているだけで魔力が上がるアイテムなのです。 なかなかレアな為、高値で取引されます。 「いますぐ楽にしてやる」 盗賊は少年の首をナイフで切ろうとしたときナイフが弾けます。 「ごめんなさい。 僕、皮膚が固くて斬撃と打撃が効かないんです」 少年がそういうと盗賊がいいます。 「バケモノが!これならどうだ!」 盗賊がナイフに魔力を込めます。 そして少年にかすり傷を与えます。 でもナイフは砕けました。 自分の血を見た少年はパニックになります。 「嫌だ嫌だ死にたくない」 「糞が!ナイフがダメなら魔法を直に打ち込んでやる!」 「糞はお前だ」 セーラー服を着た美しい少女が銀色と甘い香りを漂わせ現れました。 「誰だ?」 「悪党に名乗るなはない」 少女はそういって男を魔法のロープで捕縛しました。 少女の名前は清空。 最強の騎士ファルシオンのひとりです。
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