#1

1/3
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/9ページ

#1

「天才とは... 類まれなる才能を持った物のこと言う。 自分で言うのもあれだが俺、須藤快斗(すどうかいと)はまさにそのことに当てはまっている。なぜならスポーツは右に出る物も左に出る物もいないし、高校模試は全国1位だし、かわいい妹だっている!」 うわさの妹「お兄ちゃーん!テレビに出てるよ、なにこれ!」 快斗「あぁ、これはうわさのなんちゃらって番組で出たやつだな。」 うわさの妹「そうなの!あ、番組終わった。あ、コレ見て!」 妹に言われてテレビを見ると最近流行っている誘拐殺人のことに着いて専門家が話していた。テレビから専門家の声が聞こえた 専門家「この事件の加害者はね愉快犯的な物だと思うんですよ、何故なら殺された被害者達はいずれも10日後に見つかっているんですよね。でも未だに見つかっていない被害者もいるんです。ちょっと非現実的ですがデスゲームのような物でもしているじゃ無いでしょうか?」 デスゲーム?馬鹿らしいそんな事起こる訳ないだろ。 ぴっ! 妹「見てたのに〜!なんで変えたの?」 快斗「こんなアホな番組見てたらバカになるぞ、それより飯作るぞ」 妹「待って!コンビニ行ってくる!」 快斗「ん。誘拐されんなよー?」 はーい!と元気な返事をして妹こと須藤楓(すどうかえで)家を飛び出して行った。魔の手が迫っているとも知らずに
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!