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私は男と共に扉に向かった。扉を開けると階段が下に続いていた。階段降りていると男が話しかけてきた。
男「さてと生き延びたわけだし、自己紹介でもしようか?おれは志村リョウ。君は?」
楓「私は須藤楓。高校1年生です。」
リョウ「じゃあ僕も職業を言わないとね。僕は弁護士をやってるよ。自己紹介も職業柄自分からしてしまったけど」
男...いやリョウさんは鋭い目付きを和ませて笑った。しばらく話ながら歩いていると白い光が私達を照らした。
リョウ「広い空間があるみたいだね。入ってみようか」
入ってみると中には自分を合わせて8人くらいの男女が居た。そしてその中の一人のビジネスマン風の男が場を仕切っていた。こっちに気づいたらしく男は話をしはじめた。
ビジネスマン「よし、全員来たみたいだし、自己紹介でもしようか?。私の名前は木槌幸四郎。見た目から分かる通りただのサラリーマンだ。」
木槌がそう言うと気弱そうな男がてを上げた。
三川「僕は三川大智。職業は..自宅警備員かな?」
リョウ「要するにフリーターだね。あ、俺の名前は志村リョウ。弁護士をやっている。」
リョウがそう言うと三川はこくりと頷いた。すると小学生くらいの子供が自己紹介しだした。
誠「僕は木村誠!おにいちゃんたちはあんぜんそうだから
じこしょうかいしたよ!」
続けて美人な女が自己紹介した。
形「あたしは北村形よろしく。」
木槌「北村さん。もうちょっとなんか言ってくれないと、」
形「なんであなた達に言わなければいけない?」
木槌「じゃあいいですよ....他にいませんか?」
続いていて中学生くらいの男子が自己紹介した。
浜辺「俺は浜辺ジンです。よろしくお願いします!」
ジンくんの後すかさず私も自己紹介した。
すると突然寝ていた男が起きた。男は大声で自己紹介した。
流星「俺様はぁ!日村流星だぁ!!プロレスをやってるぜ!」
誠「うるさっ、」
流星「あぁん?悪かったな!気をつける!」
三川「素直っ!」
流星と三川と誠でたわいのない茶番をしていた。
でも私達はまだ分かっていなかったデスゲームの本当の恐ろしさを。
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