私の日常

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私は普通の女子高生。 家族は3人家族。 そう私は一人っ子なのだ。 物心ついたころから両親は共働きで私いつも夜遅くまで一人で待っていた。 最初は寂しかったが、この年になると家に一人というのはとても楽で自由だ。 兄弟がいないせいか人と話すのは苦手だ、だから一人の時間が好きだし家にいるほうが好きだ。 でも、たまに遊んだりもする。 それはそれで楽しい。 そんな私でもみんなに隠していることがある。親にも言ってない私だけの秘密。 それは、家に帰って大声で歌ったり、音楽を近所迷惑にならないくらいの音で流して踊ったりすることだ。 これがいいストレス発散になる。 そして今日も友達と遊ぶことなく、家に帰り、いつものやつをやる。 「今日は何歌おっかな~」 「あ、髭男にしよ」 ~♪ 普段静かで親にもおとなしい子認定されているから親がいるときはうるさくしたりできないのだ。 そして歌っていくにつれ、テンションが上がっていき、しまいにはダンスまで踊り始めていた。 曲が終盤にかかり私のテンションも最高潮に上り、曲の合いの手と同時に私は叫んだ。 「いえーーーい!!!!!」 とても満足だ。今日も最高だった。 そろそろ親がかえってくる時間になったので私は心を落ち着かせ自分の部屋から出る。 するとどこかから聞き覚えのする声がした。 「あんた、ちょっとうるさいよ!歌うならカラオケに行きなさい!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 終わった。 「え、なんのこと?」 私は必死にとぼける。 「途中からずっと聞いてたけどあんたあんな声出せるのね、ご近所さんにあいさつするときもさっきくらいの声であいさつしなさいよ。」 え、いったいいつからいたのだろう。 そういえば今日お母さん早上がりするって言ってたっけ。 しまったああああああああああああ!テンション上がりすぎて忘れてた。 その後私は知らないふりを続け、ポーカーフェイスを極めた。 だが、それからも歌ったりするのはやめられず、続いた。 警戒心はより一層上がり今なら自動ドアのセンサーよりも早く反応できると思っている私であった。
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