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とあるBarにて
とあるAuthentic Bar。
熟達したバーテンダーが確かな技術でカクテルを作ってくれるのが魅力であり、重厚な扉の向こう側に大人の空間が広がる。
「マスター?これは水割りか何かかい?」
「いえ、正真正銘のストレートでございます♪」
「これがストレートだって!?それにしては随分と飲みやすいぞ!?」
「シーバスリーガル18年。スコッチウイスキーでございます。他の物より、僅かではありますがアルコール度数が低く、芳醇な香りと後味がとても爽やかなのでストレートで飲むにはもってこいの代物でございます」
「あら、そうなの?なら、私もそれを頂こうかしら♪」
「畏まりました」
金髪の女性が赤髪の男性を真似て、スコッチウイスキーのストレートを注文する。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「うげぇ💦これのどこが飲みやすいっていうのよ💦」
「アハハ♪」
「なによ!笑わなくたっていいじゃない!」
「いえ♪あまりにも面白かったもので♪クスクス」
「あー!また笑ったわね!
これで勝ったなんて思わないでよね!」
「いやいや、そんなつもりはありま……ん?そうですね!なら今夜は「負けられない」話でもしてみましょうか♪」
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