初仕事【直江 司】

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「ほんとに両性具有なんだ」 「あぁ…はい…」 お風呂椅子に座る俺の前に回りこみ、下半身をまじまじと見る。 家族以外に見られるのは初めてだから戸惑ってしまう。 直江さんの手が男性器に触れた。 具合を確かめるように軽くシゴき、徐々に力を込めて早くに擦ってきた。 「あ、ちょっと…!」 「大丈夫。可愛いよ遠野君。すごく可愛い…」 直江さんの顔が髪に埋まる。 しっとり湿った俺の髪を嗅ぎ、右手をさらに加速させる。 やばいやばいやばい気持ちいいってこれっ…! 手コキなんて初めてされるから、下半身が驚いて敏感になってしまってる。 直江さんの手の中でパンパンに張り詰め、ぬるぬるした汁を溢れさせ、くちゅくちゅ音までたてた。 「直江さっ…!」 やばい恥ずかしいっ…! しかし直江さんは手を離さず、俺の口にキスをした。 初めてのキス。 男相手。 しかも人気イケメン俳優。 軽く触れるだけだった唇は、隙間を縫って舌まで入ってきた。 ぬるぬるした熱いものに口内を舐められ、舌を奪われ絡まされる。 その間もずっと下半身はいじられっぱなしだから、もうだめだった。 「あぁっ…!」 声を漏らしたと同時、下半身から勢いよく白濁液が飛ぶ。 「っ、あぁっ…!」 初めて人の手で射精する。 ビクビク跳ねながら床めがけて飛び、直江さんの手にもかかる。
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