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それなのに、華澄が両手を広げると、直くんはニコニコ笑顔で手を伸ばし、挙げ句、華澄の腕の中で寝付く始末。
“わたし何かしたかな?
ひょっとして、嫌な匂いでもする??”
「まあまあなっちゃん、ボクも似たようなもんだから。」
「俺もだぞ。やっぱり直も、女の方がいいんだな。」
『いやいや…。わたしも女ですけど…。』
「ハハハハ…お父さんのは、全然フォローになってないね。」
父とリョウ君に励まされるわたし。(汗)
「美紀さん、オムツ大丈夫ですかね?」
「あー、そろそろ替えようかな…。」
「じゃあ、わたし取り替えますよ。なっちゃん、オムツ取ってくれる?」
『あぁ…うん。はい…。』
「ありがとう。」
「直くん、オムツ替えましょうね♪はい、ゴロン…。」
直くんは、華澄にオムツを交換してもらい嬉しそう。
交換が終わると、華澄の膝の上で、オモチャの布製絵本で遊び始めた。
「ワンワ……ブー…。」
「そう、直くんワンワンだよ。わぁ、車もあるね。ブーブーだ♪」
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