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結局、あのあとも数回トライするものの、直くんは、わたしにはあまり慣れてくれず。
抱っこはさせてくれたけれど、すぐに降りたがったり。(汗)
一方華澄はというと、離乳食を与え、昼寝の添い寝、しまいには、二人で入浴という…。(↑昨日から)
“華澄さん、どんだけ直くんに気に入られているんですか??”
「昨日から、お世話になりました。おせちもおいしかったです。ありがとうございました。」
「それならよかった。またいつでも来てね。」
『ありがとう、また来るね。』
「華澄ちゃん、直のことありがとう。助かっちゃった。またね…。」
「いえ、わたしこそ楽しかったです。ありがとうございました。直くん、またね…。」『……。』
早めの夕食をごちそうになり、実家をあとにした。
『……。』
「……。」
「なっちゃん…?」
『……。』
「何…どうしたの?怒って…る?」
『ううん…。』
わたしは、ハンドルを握ったまま応えた。
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