美しい命
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美しい命
日が落ちた時 丘の上の木は砂男に言った 君に出会えた奇跡に感謝する 僕は百年ここで風に吹かれてきたけれど 君のような美しい命を見たことがない 夜の鳥は丘の木の言葉に憤慨した 私の方がずっと美しい羽根を持っているのに 沈んだ太陽さえ丘の木の言葉に苛立った 俺様のプリズムこそ銀河系で一番美しいのに 砂男は 丘の木も鳥も太陽のプリズムも 何もかも美しく哀しく夢のようだと感じた
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