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ゴリラでごりら
「いいかい!?今、ここ国分寺じゃあコロナだかカローラだかわけわかんねぇ車みたいなウィルスが流行ってるからね!みんな仕事終わったら一にイソジン!二に洗車!三にガソリン補給そしてエンジンoffそしてその日、起こったやなことやあんなことを夢とともにリセットして次の日の活力とする!忘れんじゃないよ!わかった!?はい!じゃあ朝礼!」
「おはようございます!いらっしゃいませ!ありがとうございました!気持ちいいですか!?スッキリなさ………………」
…………………………え?なにここは、軍隊なの?
そこでの光景は、オレの目には、そう映っていた。
「おおーーー美琴ようやく起きれるようになったか?」
ゴリラもとい身体がほぼ二の腕のゴリラがのしのしとこちらに近付いてくる。
「おはようございます志乃さん」
私は、深く頭を下げた。「この度は、私ごとでずいぶんご迷惑おかけしました」
………………頭下げついでに多分オレが言った。
「いいってことよ!若いおなご!そりゃいろいろあるわな!まぁ気にせずに飯を食え!そしてプロテインを飲め!さすれりゃ全てが筋肉へとつながりすべてとは、言わないがまぁ歯車がうまい具合に回り出す!まぁようは、自分への筋肉だ筋肉!」
………………
ゴリラがもっともらしいこと言って大手をふって外へと出ていく。
…………うざ…………
私は、何故か一言そういい奥へと飯を取りに行く…………
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