死後の世界研究倶楽部

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僕は今高校二年生になったばかりだ。 高校生活が始まり、あっという間に一年が経過したわけだが、いわゆる高校生活を謳歌しているかと聞かれると、首を横に振るしかない。部活にのめり込むわけでもなく、バイトに明け暮れるわけでもない。ましてや、彼女がいるわけでもない。 「じゃあ、こんな毎日が退屈でしょうがないか?」 そう聞かれても僕は首を横に振る。何故なら、毎日考え事で頭がいっぱいであり、少しでも解決に導くために、毎日を研究に費やしているからだ。 その考え事とは何か。それは、誰もが一度は何かの拍子に考えることが必ずあるだろう。 『人は死んだらどうなるのか?』 僕がこの世界的な疑問にのめり込んだのは、目の前で瀕死の友人を見てからだ。
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