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だとすると、今はどうだ。真上に向かって進み続けているのだから、僕は天国に向かっているのだろうか。仮にこのまま僕が死んだ場合、お釈迦様のいる天国で、幸せに暮らすことができるのだろうか。
もし、そうだとしたら天国は宇宙の何処かにあるということになる。はたまた、宇宙というものを越えた、未知の空間があるのだろうか。
僕に、『楽しみ』という感情が生まれた。
さて、そんなことを考えている内に、僕は大きな星を二つほど越えていた。そして背後からは、赤色やオレンジ色の凄まじい光が差してきた。
僕は後ろを振り返った。
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