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「さて、お昼休みもそろそろ終わります。戻りましょう」
「あ、ありがとうございました。また視てもらえますか?」
「私はオカルト研究部には入らない事に決めたのでもう視ません」
「え〜」
「では、サヨウナラ」
私はさっさと部室を出て、近くのトイレへ行き変装を解いた。
「栗本さん、ありがとう。視てもらったよ」
「良かったね」
早速真弓由美は報告に来た。
「やっぱり私韓国のお姫様だった!」
「ふ〜ん」
それ以上、自分に都合の悪い事は言おうとしなかった。
「他に何か言われた?」
「え? 別に」
栗本愛の言う事を聞くって話は無かった事にするつもりらしい。しかしそうは問屋が下ろさない。
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