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道行く人は私のことを指差してバケモノって叫ぶ。
やだ、どうしてこんなことになっちゃったの！？
なにが何だか分からなくなって、思考も鈍っていく。通行人にぶつかった。赤いランドセルの小学生だ。
私の手は、彼女の通学帽の上をかすめて空振りした。やだ、どうして掴みかかろうとしてるの！？
頭では分かっているのに体は言うことを聞いてくれない。泣き叫ぶ小学生を私は掴み上げていた。やめて！ やめて！！ 人殺しにはなりたくない！
わたシ の 醜イ手 が 彼女の心臓の所へはいリ こンで そこからふわふわしたナニカ を 掴んだ！！
それをばくりと食べ。
オイシ かった。
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