はじめに

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はじめに

 夕されば (もの)()()さる 見し人の   言問(ことと)ふ姿 面影(おもかげ)にして    (訳) 夕暮れになると より一層物想いが深くなります。お会いしたあの方の話しかけるお姿が 面影として浮かんできて―― 『万葉集』(4-602)     ※ファンタジーシリーズ『銀の頌歌(ほめうた)』へ続く、はじまりの物語となります。 ※男女の純愛の物語(NL)ですが、文章中にBL要素、残酷な表現を含みます。  嫌悪される方は閲覧回避をお願いいたします。ご自衛ください。 ※以前に書いていたものを、改訂してお届けさせて頂きます。
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