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翌朝、登校すると、いつも通りのいつもの教室、そしていつものクラスメイトだった。
でも、あれ?
今日の曇り空の天候のせいか、遠くに見えるはずの山並みが見えない。
私はカヨちゃんに挨拶してから、
「今日は山並みが見えないね~」
と言うと、
「ん?そう?山並みなんて見えてた?」
と、訝しそうにカヨちゃんが言う。
「も~何言ってんの?見えてたじゃん。」
「・・そっかそっか、そうだったね。すっかり忘れてたよ。」
と、そう言ったカヨちゃんは、少し戸惑っている様子だった。
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