2020/2/21

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2020/2/21

 突然ですが、私は非常に悪筆です。  プロット(作品の流れや設定をまとめる企画書)を書く時、ノートにシャーペンorボールペンが基本のスタイル。  そのほうが考えがまとまる気がする。気がするだけで全く筆が進まないことも多いですが(;´Д`)  何も浮かばない時は、一旦席を離れたり、キーボードの前に座ってみたり。シャーペンをボールペンに変えたりと、変化をつけることをしています。  基本、夜や締め切りが迫ると色々浮かびはじめ、ノートに書き殴ることから始まります。  その段階では誰かに見せるわけではないので、脈絡などめちゃくちゃですが、まずは頭の中に浮かんだ考えを、全て書き出します。  何でもいいんです。『こんなバカなこと……』『これは無い』『ネタとしては使わない』と思ったことも、全て書き出します。  いいネタが浮かんだ時、いつか使おう。と心の中に秘めていたら、絶対に忘れます。記憶力の悪い私は絶対忘れる自信がありますので、全て書き留めておきます。  どんなネタも、どこでどう繋がるかわかりません。その言葉が別の言葉を引き寄せたり連想したり、組み合わさったり。  私は『とすると、次の展開は』『だとしたら、こうなって』などと独りごとまで書いていますので、万が一、喫茶店で忘れていき、そのノートを見られてしまったら……( ゚Д゚)  考えただけで寒くなってきました(笑)  ただ、冒頭でも書いた通り、私は非常に悪筆です。  せっかく書いたプロットも、あとで見直すと、何が書いてあるのかさっぱり分からない……と落ち込むことが多々ありますので、出来上がったプロットは、記憶が新鮮なうちに、パソコンで清書します。 最初からパソコンで書けばいいじゃない。と知人に突っ込まれたことがありますが、紙にペンを走らせる感触が好きなのです。  記憶が新鮮なうちは、悪筆ノートも、かろうじて解析可能なので、短期勝負です。  一説によると、速筆で字が汚い人は、知能が高いという研究データがあるそうです。  これは、私がそうだ‼ と言っているわけではなく、ただの雑学です。  根拠は、頭に浮かんでは消えていく様々な言葉が『書く』速度に追いつかず、結果として悪筆になるという。キレイに書くことより、次々と生まれる文書を書きだすほうが重要だと脳が判断するから、だそうなんです。  なるほどなあ。だけど私もどこかに提出する書類に関しては、ちゃんと読める字で書きますよ(;^_^A 時間、かかりますけど。
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