第一章から最終章

2/4
前へ
/4ページ
次へ
俺は何の為に居るんだ? ここは窮屈であって、俺には苦しい場所だ。他の奴等は楽しんで居る。中にはここの場所が生きがいと感じている奴も居る。 …俺には分からん。 早くこんな所から抜け出して自由に生きたい。自由になったら…そうだな。 まずは、女を引っかけて娯楽を楽しむ。そして、金を儲けて贅沢な暮らしをする。窮屈な暮らしや、ちっぽけな暮らしなんてぜってぇにしねぇ。 …しかし、窮屈だ。 俺の一生がこんな窮屈な存在だなんて…。前世は神に牛乳でもぶっ掛けたのか?(もしくは、ココア) まあ、嫌でも居続けなくちゃならないんだ。 俺は。 …それが、仕事であり俺の一生何だから。 世界を覗いても…多分恐らく、俺が一番の窮屈な一生をしているだろうな。 え?そんなに言うなら僕が変わろうか?だって?…いやいや、やめた方がいいよ。 変わるなら、君の人生を変えた方がよっぽど良いよ。 変わらなくちゃ…俺みたいになるから。 そう、俺は自動車のアクセルペダルなのだから。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加