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実家に帰ると両親は、驚いてたが凜々花が具合が悪い事を知ると慌てて寝床を準備してくれた。
母が、夕飯の残りを出してくれた。
「ご飯食べてないんでしょ。」
「うん」泣きながらご飯をたべた。
やっぱり、家は安心する。
父が、心配そうに凜々花を見てる。
母が、不安げに
「どうして来たの?」って聞いてきた。
「浩二が.... 」
そう言って言葉に詰まった。
「どうしたの?浮気したの?」
「違う。」
「まさか、暴力?」
「違う。何もしてくれないの。」
母が、黙ってしまった。
「それは、育児に協力しないって事か?」
父が、聞いてきた。
「うん、何もしてくれない。」
「俺もそうだった。」
えっ、私は、父に可愛がられた記憶しかない。
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