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本当は、帰りたくなかった。
でも、車で迎えに来たから仕方なく帰った。
帰ると想像どおりに散らかっていた。
脱ぎ放しの服をかたずけ洗濯機をまわした。
流しの食器を洗いながら、悲しくなった。
夕飯は、実家で食べてきたから後は、寝るだけだと思っていたのに.... 。
凜々花をお風呂に入れて寝かせると、夫が誘ってきた。
さすがに腹がたった。
「ごめん、無理だから。」
そう言うと、別の意味にとらえたのか、あっさりと諦めてくれた。
もう、愛情も薄れていた。
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