バケモノさんと女の子

昔々の、そのまた昔。 ある国の、ある村の、山奥深くの森に、一人の怪物さんがいました。

黒江 うさぎ

11分 (6,339文字)

9 400

あらすじ

あらすじはありません

目次 1エピソード

感想・レビュー 1

一人ではバケモノにしかなれないこの世界で

バケモノにさんをつけて呼ぶ優しい作家さんです。この作品が偽善や欺瞞や安いヒューマニズムによって書かれたものではない証。それは周囲の人々の描写にあります。人は誰でも心に悪魔や怪物を飼っている。月並みな言
1件1件