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「優奈の事ちゃんと知ってる奴なら、顔がどんなだってきっとOKしてくれるって。勇気出せよ」
じっとこちらを見返したままの彼女。
怒っているのか、悲しいのか。
硬い皮膚は表情を隠す。
「そんな簡単に言わないでよ」
その声に、泣いてるのか?と錯覚した。
「別に簡単とは……」
「告白したら……告白したら、もう元の関係には戻れないんだよ?相手も私の事絶対に好きだったら、そりゃあ私だってとっくに告白してる。でも、でも……振られたら?そうしたら、もう……話だって、出来ないんだよ」
「そんなの、やってみなきゃわかんないだろ?」
優奈とは思えないくらいネガティブな発想。
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