クリスマス

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【たから村。さんとの共作をリメイク】 🐰ツッコミ たから村。🐰 🐱ボケ 村上未来(むーたん)🐱 🐱「どうも!むーたんです!」 🐰『どーも!たから村でっす!』 🐱「たからちゃん。もうすぐクリスマスだね」 🐰『まだ2ヶ月も先だよ?』 🐱「ほら、俺。2ヶ月前行動だから」 🐰『ん?2ヶ月前行動?5分前に目的地に着いてりする、5分前行動は聞いた事あるけど』 🐱「生ぬるいよ」 🐰『えっ?』 🐱「俺は目的地には2ヶ月前に着くんだよ」 🐰『それなら絶対、遅刻しないね!じゃ、ないわ!目的地に着いてからの2ヶ月間どうするのよ?』 🐱「それ、なぞなぞ?」 🐰『違うわ!何でわたしが突然なぞなぞ出すのよ!2ヶ月前に目的地に着くんでしょ?』 🐱「そうだよ」 🐰『だから、目的地に着いたら2ヶ月間、何やってるのよ?』 🐱「あー、分かった、分かった!ようやく理解できたよ!」 🐰『やっと通じたみたい』 🐱「今のは、完璧になぞなぞだね?」 🐰『全然違うわ!完璧に分かってない!』 🐱「俺、女心分かんないからなー」 🐰『かっこよく言うな!』 🐱「俺さー、2ヶ月前に目的地に着いたら、1回帰るんだけどさ」 🐰『さらっと言った!』 🐱「1回帰るせいか、結局は遅刻しちゃうんだよね」 🐰『いや、遅刻しちゃうんだ!』 🐱「1ヶ月も遅刻するから、相手はプンプンだよ」 🐰『1ヶ月も遅刻したら、そりゃ相手も怒るよね。じゃ、ないわ!遅刻の域を越えてるわ!』 🐱「という事で、2ヶ月前から動き出した方が良い事は、学べましたね?」 🐰『はい!学べてません!』 🐱「たからちゃんは、2ヶ月後のクリスマスは、何をするつもりなんだい?」 🐰『まだ先だからな。多分、家族とチキンを食べるんじゃないかな?』 🐱「えっ?家族とチキンを食べる?」 🐰『ん?そうだけど?』 🐱「まじで言ってんのか?」 🐰『えっ?何か変?』 🐱「家族とチキンを食べるって!チキンも食べるし、家族も食べるんだな!ひぃぃぃぃ!近寄るな!」 🐰『ひぃぃぃぃ!って、家族は食べないわ!そんなサイコパスじゃない!』 🐱「だって、家族とチキンを食べるって言ったぞ?」 🐰『確かに言ったけど!意味が違うから!』 🐱「じゃあ、どんな意味だよ?」 🐰『家族と一緒にチキンを食べるって意味だからね』 🐱「あぁ、分かった、分かった。なぞなぞ出したんだね?」 🐰『わたしはどんだけ、なぞなぞ出したガールよ!』 🐱「いや!30代はガールじゃないから!」 🐰『現実見せないで!』 🐱「たからちゃん。言葉のキャッチボールって知ってる?」 🐰『え?知ってるけど?』 🐱「いつまで自分の話だけしてんの?俺のクリスマスの予定とか聞いてこないの?」 🐰『自分の話だけなんて、してないでしょ!もう!聞いてあげるわよ!』 🐱「早くしてくれよ」 🐰『分かったわよ!むーたんはクリスマスは何かするの?』 🐱「プライベートな質問はちょっと」 🐰『自分が聞いてこいって、言ったんでしょうが!』 🐱「でもー、たからちゃんだから、教えてあげようかなー」 🐰『いらんわ!』 🐱「特別だよ?」 🐰『だから!もう、聞きたくないの!』 🐱「誰にも言ったら駄目だからね?」 🐰『ねぇ、わたしの言葉通じてる?』 🐱「プライベートな事だからね?誰にも言っちゃ駄目だよ」 🐰『通じてない。耳に粘土でも詰めてるのかな?』 🐱「その前に、耳に詰めてる粘土取りますね」 🐰『まじで、詰めてた!』 🐱「クリスマスは朝から大忙しなんだ」 🐰『そして話し始めた!』 🐱「クリスマスは朝の5時に起きるんだ」 🐰『ずいぶん、早起きだね』 🐱「サンタクロースを出迎える準備をするからね」 🐰『え?むーたん45歳だよね?』 🐱「そうだよ」 🐰『サンタクロース信じてるの?』 🐱「信じてるって、どういう意味?」 🐰『こ、こ、こいつ…ガチ勢だ!』 🐱「ははぁーん、また、なぞなぞだな」 🐰『またって、1回も出してないわ!』 🐱「じゃあ、信じてるって、どういう意味?」 🐰『…夢は壊しちゃだめだよね。話を合わせるしかないわ』 🐱「何をぶつぶつ言ってるの?」 🐰『…サンタさんは、寝てる時に来るって知ってる?』 🐱「寝てる時に来るって泥棒みたいじゃん。サンタクロースは良い子の味方だと聞いてるぜ」 🐰『確かに良い子の所にしか来ないって言われてるけど』 🐱「ほらみろ」 🐰『でも、むーたんは良い子どうこう言う前に、子ではないから来てくれないかもしれないよ』 🐱「来るに決まってんだろ!トナカイ人質に取ってるんだからよ!」 🐰『それなら、乗り物を確保する為に、1番に来てくれるね!じゃないわ!人質、ううん、獣質とるなんて、犯罪だよ?』 🐱「犯罪だと?」 🐰『そうだよ。犯罪は悪い子がやる事だよ?』 🐱「悪の定義は人それぞれ」 🐰『え?』 🐱「人間は動物を糧として生きている」 🐰『え?』 🐱「動物から見たら、人間自体が悪ではないか」 🐰『な、な、なんか!難しい事、言ってる!』 🐱「罪を憎んで人を憎まず。俺は誰でもを許す心を持っている。だから、君も俺を犯罪者扱いしないでくれよ」 🐰『むーたんがそんな広い心を持ってるなんて、知らなかった。ごめんね、わたし言い過ぎたかも』 🐱「お前だけは許さねぇから!」 🐰『ひぃぃぃぃ!許される誰でもに、わたしだけ含まれてなかった!』 🐱「冗談はさておき、クリスマスって言ったら、やっぱりプレゼントだよね」 🐰『え?冗談なの?止めてよ、わたし怖がり屋さんなんだから』 🐱「冗談を止めて欲しいの?」 🐰『そういう怖い冗談は止めてよね』 🐱「なら、本当にしてやるよ!お前だけは許さねぇからな!孫の代まで呪ってやるよ!」 🐰『ひぃぃぃぃ!許されない度がレベルアップした!冗談言っていいから!冗談にしといて!』 🐱「冗談言っていいの?女心は秋の空、変わりやすいんだね」 🐰『…う、うん』 🐱「さぁ、冗談はさておき、クリスマスの話をしよう」 🐰『また、冗談だったんだ!?』 🐱「なぞなぞだと思った?」 🐰『思ってないわ!何処になぞなぞ要素あるのよ!?』 🐱「そんなの、なぞなぞ博士の君に分からないなら、俺が分かる訳ないだろ?」 🐰『いつの間にか、なぞなぞ博士にされてる!』 🐱「クリスマスになると、恋人同士がプレゼント交換するじゃん」 🐰『えっ?…確かにプレゼント交換するカップル多いね』 🐱「俺さ、恋人って出来た事ないんだよね」 🐰『えっ?もうすぐ46歳なのに?…かわいそう』 🐱「もしさ、クリスマスまでに恋人が出来たら、何をプレゼントしたらいいのかな?出来た事ないから、分かんないんだよね」 🐰『もらって嬉しい物なんて、人それぞれだからな。アクセサリーとかも好みもあるし…お花なんてどうかな?』 🐱「花?花っていつの時代の話してんだよ!時代は常に移り変わってんだぞ!」 🐰『ひぃぃぃぃ!じゃ、じゃぁ、今の時代は何をプレゼントするのが正解なのよ?』 🐱「女はなぁ!自分の顔にそっくりなコケシをもらったら喜ぶんだよ!」 🐰『へぇーそうなんだ!じゃ、ないわ!そんな時代じゃないわ!』 🐱「じゃないのかよ!」 🐰『そんなんだから、むーたんは彼女できないんだよ』 🐱「クリぼっちになる可能性が高いという事かね?」 🐰『そうだよ。むーたんもクリスマス1人ぼっちで過ごすのは嫌でしょ?』 🐱「大丈夫。俺は1人で過ごさない。サンタクロースと過ごすから」 🐰『まだ言ってる。サンタさん来るって信じてるんだよね』 🐱「当たり前だろ?こっちはトナカイ人質に取ってるんだからさ」 🐰『忘れてた!トナカイを人質に取られてたら、サンタさんプレゼントなんてくれないよ』 🐱「はぁ?ちゃんともてなすんだから、もてなされるなりの手土産ぐらい持ってくるだろ?」 🐰『えっ?人質取ってるのに、もてなすって、何をやるのよ?』 🐱「決まってんだろ!新鮮なトナカイが手に入ったんだ。トナカイ料理でもてなすさ!」 🐰『ひぃぃぃぃ!人質殺っちゃってる!』 🐱「サンタクロース喜ぶぞー」 🐰『喜ばないわ!トナカイいなくなったら、プレゼント運べないじゃない!』 🐱「んなもん、担いで運べばいいだろ」 🐰『おじいちゃんにそんな真似させないで!』 🐱「えっ?サンタクロースって、ご老人なのかね?」 🐰『えっ?知らなかったの?』 🐱「あぁ、初耳だ。サンタクロースとは、どのようなご老人なのかね?」 🐰『どんな?クリスマスケーキは知ってる?』 🐱「食べた事さえある」 🐰『ケーキの上に、おじいちゃんの人形が載ってなかった?』 🐱「あの赤い服を着た、砂糖細工の人形の事か?」 🐰『そうそう。あれがサンタさんだよ』 🐱「へぇー、あのご老人がサンタクロースなのか。でも、人形と生身は違うからな。サンタクロースは二頭身なの?」 🐰『…生身は見た事ないけど、二頭身ではないよ』 🐱「なら、イメージ湧かないな」 🐰『湧かないかー。でも、懐かしいな、クリスマスケーキのサンタさん。小さい頃は、どちらが食べるか妹と喧嘩したなー』 🐱「へぇー」 🐰『むーたんの家は、サンタさん誰が食べてたの?』 🐱「誰も食べてない」 🐰『えっ?じゃあ、どうしてたの?』 🐱「我が右手により、火炙りの刑に処してた」 🐰『ひぃぃぃぃ!って、何の儀式よ!そんな事したら、親に怒られたでしょ?ふざけんなって』 🐱「ふざけんなとは言われた事ないな」 🐰『寛大な親だね』 🐱「ざっけんなとは、言われてた」 🐰『一緒だわ!』 🐱「それよりサンタクロースは、勝手に煙突から入ってくると聞いたんだが」 🐰『不法侵入とでもいいたいの?』 🐱「そうじゃないけど、心配な事がある」 🐰『心配?むーたん家に煙突がないとか?』 🐱「いや、煙突はある」 🐰『なら、何が心配なの?』 🐱「我が家の煙突は詰まっているんだ」 🐰『えっ?詰まってる?』 🐱「詰まってたら、入ってこれないだろ」 🐰『詰まってるって、何が詰まってるの?』 🐱「俺が小さい頃から、赤い服を着たおじいさんが詰まってるよ」 🐰『それがサンタさんだわ!助けたらんかい!』 🐱「えっ?また、なぞなぞ?」 🐰『違うわ!そんなになぞなぞやりたいなら、もう漫才やらない!どうも、ありがとうございました!』
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