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これは一つの昔話。
今も存在しているとある広大な森。
その森の奥にはあらゆる願望を叶えるという黄金の果実を着ける木がありました。
その木がいつからあったのかはあまり知られていません。
人々がその存在を知り始めた四百年程前には既にその実を手に入れるのは容易ではなくなっていました。
黄金の果実にはそれを守る怪物が付き物ですからね。
多くの者が野望や願望を胸に怪物に挑みました。
しかしほんの数十年程前まで誰も森の怪物を滅ぼす事はできませんでした。
これは怪物が終わりを迎えるまでのお話です。
直前の十何年かから一部を抽出しています。
あなたはこのお話にどのような感想を抱くのでしょうか?
…因みにこれは私が森を出るきっかけとなるお話でもあります。
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