番人

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 最初はとある腕利きの盗賊のお話。 一攫千金を狙う彼は近くの村で怪物に関する情報を漁り、こう思いました。 「如何に怪物といえど弱点・急所はある筈だ。自慢のこの目とこの足でそれを衝く。」 盗賊は森へと踏み込み怪物と対峙しました。 彼は非常に俊敏でした。 …怪物程ではありませんでしたが。 金・モノ・命。他者から全て奪い続けた男。 彼は最期に全てを森に奪われました。
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