22話 鞭と死

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22話 鞭と死

その時… 「俺の彼女をいじめるな!」 俺は亞纚綜のことを突き飛ばし、俺が鞭の攻撃を受けた。 今までにないほどの全力の振りだった。 『奴隷のくせに、邪魔してんじゃないよ!』 麗奈は、そう言うと俺のことを、鞭で打た始めた。 『麗奈、やめて、隷君は、なにも悪くないから。』 『やめるわけないでしょ、しつけは大事なんだよ!』 俺は出血が酷かった。 「れ、隷君、血が出てる、ほんとにそろそろやめて、隷君、このままだと死んじゃうよ。』 「亞纚綜、そんな心配すんな、俺は、大丈夫だから、逃げろ……」 俺は出血多量で、今にも死にそうな状態だった。 「亞纚綜、最後まで迷惑かけてごめんな、俺は、亞纚綜のことが、本当に大好きだからな。ありがとな…」 俺はそう言うと、気を失った。 亞纚綜は、俺のところに来て、抱きついた。 『隷君、死んじゃやだよ、結婚するんじゃないの?ねぇ、隷君、隷君ってば、返事してよ…』 この後、俺は、病院に救急車で搬送され、その後、俺は、死んでしまった……
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