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…??
視界の隅にチラリと肌色の何かが蠢き、箸を止める。その正体は大祥の手だった。
何してんだコイツ。
変人を見るような目で大祥を見ると、あわあわと何かジャスチャーをして伝えてきた。
だが、何を伝えたいのか分からない。
「…何だよ」
仕方なくヘッドホンを外して大祥を見ると、突然後ろからそのヘッドホンを奪われた。
え、何?誰。
「貴様…俺を無視とはいい度胸だな。」
ーーー背後から鬼の声がした。
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