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「い、いえ…そんなことはない…ですよ…」
「てか何でそんな喋り方なんだよ！朝会った時もその口調だったよな！」
「ほぅ…」
もう黙ってろや転校生。
「え、だって生徒会長様だし…。同級生と口調違うのは当たり前…ですよね。」
「ふん、だが、やはり嘘の名前を使ったのか。噂には聞いていたが、確かな小物だな！」
「庶民なのー？」
「小物なのー？」
会長の後ろから左右に顔を出す同じ顔の、小学生くらいにしか見えない双子。
…確か、会計補佐だったか。
「…すみません。コイツがどうしても会長とお近づきになりたいと言っていたのでつい。」
「えぇ⁉︎おい宵‼︎俺はそんなことーー」
「言ってたよな？会長とのラブコメが大好きなんだよな？」
「だからそれは対象俺じゃなくて！」
「"大祥"はお前だろ？」
「…宵ぃ…」
おっと、ちょっとからかいすぎたか。
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