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「は‼︎夢か!」
「あ!起きた?おっはよーもう行事終わったよ?」
視界に映る金色の髪…。
軽そうな声。…こいつ…は…??
「え、あ…ああ。ってチャラ男⁉︎何故ここに⁉︎」
「よいよい居なくなったから〜会長に聞いたら迎えに行きなって言われて〜」
「あ、そっすか……って、…あの、私が寝てる最中に何もしませんでしたよね?」
「ナニを?」
「うん、人のお話はちゃあんと聞こうな?」
「冗談冗談っ〜!てへぺろ〜⭐︎でもぉ…ちゃあんと行事に参加しろって俺言ったよね?」
「…言いましたね。」
「ここ、立ち入り禁止なんだよね?」
「…会長が看板ぶっ壊しましたけどね。」
「あとぉ…よいよい、羊だったんだね?」
「…まあ、そうですね。」
「ふふふ〜⭐︎やっぱ面白いなぁよいよいは〜」
…ひぃ…。
ルール違反を咎められると覚悟していたら、全くそんな訳なく頭の裏に手を伸ばされたので、即右スライドで避ける。
「触らないでくれるかしら?」
「なんで?もう行事は終わったんだし触っても問題ないよね?それに、こんなとこに人は来ないよ。」
「より一層悪いわ!何するつもりだ!」
「何って…イイコト?」
「ぴぇっ…⁉︎」
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