2.決まりごとは守りましょう。

26/36
前へ
/1000ページ
次へ
「は‼︎夢か!」 「あ!起きた?おっはよーもう行事終わったよ?」 視界に映る金色の髪…。 軽そうな声。…こいつ…は…?? 「え、あ…ああ。ってチャラ男⁉︎何故ここに⁉︎」 「よいよい居なくなったから〜会長に聞いたら迎えに行きなって言われて〜」 「あ、そっすか……って、…あの、私が寝てる最中に何もしませんでしたよね?」 「ナニを?」 「うん、人のお話はちゃあんと聞こうな?」 「冗談冗談っ〜!てへぺろ〜⭐︎でもぉ…ちゃあんと行事に参加しろって俺言ったよね?」 「…言いましたね。」 「ここ、立ち入り禁止なんだよね?」 「…会長が看板ぶっ壊しましたけどね。」 「あとぉ…よいよい、羊だったんだね?」 「…まあ、そうですね。」 「ふふふ〜⭐︎やっぱ面白いなぁよいよいは〜」 …ひぃ…。 ルール違反を咎められると覚悟していたら、全くそんな訳なく頭の裏に手を伸ばされたので、即右スライドで避ける。 「触らないでくれるかしら?」 「なんで?もう行事は終わったんだし触っても問題ないよね?それに、こんなとこに人は来ないよ。」 「より一層悪いわ!何するつもりだ!」 「何って…イイコト?」 「ぴぇっ…⁉︎」
/1000ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4723人が本棚に入れています
本棚に追加