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「だが、コイツはある意味興味深い奴だ。
よって、コイツを今回のパートナーとする。」
その場で足を止めた。
ナニイッテンノコノヒト(´⊙ω⊙`)
「ふん…抗議は受け付けん。…おい、庶民。逃げたら分かってるんだろうな。」
ゴゴゴゴゴ…と威圧してくるカイチョーサマ。
「貴様が俺にしでかした事…忘れてないだろうな?」
「エーワタシムザイデスヨー」
「…その口塞いでやろうか。」
ぐぐぐっ…と顔を掴まれる。
く…凄い力だ…!首がメキメキ逝っちゃいそうだぜ
「わかりましたわかりましたわかりましたので離してくださいカイチョーサマ」
「ふっ…物わかりが良い犬は好きだぞ」
オレはお前のこと好きじゃないがな!
その一言はとりあえず飲み込んでおこう…。
『えーと…じゃあ…会長は出雲 宵くんとペアってことで‼︎』
ピコっと音がしてホールのどでかいスクリーンが更新された。
『 会 長 : 出雲 宵』
…ああ、これは…
「よろしくな、庶民。」
地獄の幕開け。
つうかそれなら今までの歌声披露大会なんだったの、という疑問も絶えない。
とにかく今は一言、このバ会長サマに言ってやりたかった。
ーーー「決まりは守れや、こんにゃろう。」
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