3.鳩が鳴いたら馬鹿は笑うか。

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20分後… 「っあ゙ーー…疲れた…休憩にしようぜ…」 その言葉を合図に皆がぐだーっと体を伸ばす。 「やっと休みか⁉︎俺ジュース買ってくる‼︎」 「待て、俺も行く。」 「おお!響も一緒に来るのか!」 「…悪いかよ。」 「そんなことない‼︎一緒に行こうぜ!」 「…ああ。」 「あ、俺は紅茶! フォートナムアンドメイソンのやつね〜☆」 「…なんで貴様の分まで」 「わかった!フォトーナム…?あれ?」 「じゃあ僕はレモンティーを。頼めるかな?」 「おう!…大祥と宵はいいのか?」 自販機っつっても…あれ、1つ500円とか下手すればその倍なんだよな… 「オレは水道水でいい。」 「俺も大丈夫だよ。」 「分かった!じゃあ行ってくる!」 フォートナムなんちゃらの名前が曖昧なまま、モジャ男は久我山と共に消えていった…。 達者でな、久我山。 「ねぇねぇよいよい〜」 「…んだよ…公式はもう覚えたからいいだろ…?」 「違くて〜!あの2人、どう思う?」 「…?どうって?」 モジャ男は相変わらずモジャ男だなーと思う。 久我山はオレの事、やっぱ嫌ってるなーと思う。 「そうじゃなくて〜」 何も言ってないだろ。 「あの2人、デキてるんじゃないかって話?」 横から大祥が口を出してくる。 ん?何?デキてる?
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