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「?え、何?うーんと…、あの2人がか?」
「そういえば最近結構あの2人一緒に居るのをよく見る気がするかな。僕、久我山と同じクラスなんだけど、昼休みずっと1人でいた久我山が最近周りと打ち溶けてるんだよ。思えばあれは光明寺くんが来た時からだったかな。」
突然の爽やかくんの長セリフ。
半分くらい聴いてなかったけど、要は久我山が脱ぼっちできたのはモジャ男のおかげということだ。
「…へー。」
爪の先ほどの興味もねぇわ〜
「でもあんだけ仲良しだとすぐにバレちゃうよね」
オレは分からなかったがな。
「…流石にそれだけで決めつけるのはどうなんだ?ただの友達だろ…」
「「「それは違うよ(〜)‼︎」」」
ハイロンパー。
3人から数の暴力である。
「…分かってないなぁ宵は…あれは恋する乙女の瞳だよ…」
「おとめ、」
「そうだよね〜でもどっちかっていうとクガーの片想い?的な?このまま愛の逃避行しちゃうかも?」
「あいのとうひこう、」
「そうだよ!僕らで彼らの恋を応援しよう!」
「こい、」
「お!いいねぇ〜☆愛のキューピット!」
「きゅーぴっと、」
「じゃあさっそく!ラブラブデートコースを決めてやろう!」
「らぶらぶ、」
ダメだ。
コイツらの発言、支離滅裂で予測不可能すぎる。
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