いざ、お面子ライダーショーへ

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いざ、お面子ライダーショーへ

、良太のポケットから僕の家の鍵を出して、僕に渡してきた、僕が[えっ、!]っという顔をしていると良太は誇らしげな顔でこう言った 「お前、おちょこちょいだな〜ちゃんと自分の家の鍵ぐらい家から出る前に確認しとけよ」 良太のその言葉は正論ではあったが友達だからといって僕の家の鍵を勝手に持ちだされていたというのは良い気がしなかった、次からは気をつけておこうっと心に決心しながら、 素直に 「ありがとう」 っと言いながら鍵を掛けた、その途中に今回のことについて文句を言ってやろうと思ったがやめておいた、それは今からお面子ライダーショーを観に行くのにあまり気分を悪い状態で行くと演じている方々に失礼だと判断したことも相まってだ 「よし、鍵を閉めたから安全だな」 そう言いながら、僕をいじるように少し笑っていた 「あんまり、いじるなよ...色んな意味で」 皮肉を込めて家の鍵についての文句を言ってしまったが、良太はどういう意味かちゃんと気付いていないようだ 「ショーに遅れないように早く行こうぜ」 良太は自分の腕に着けていた腕時計を見てから、少し焦るように僕にそう言った 「そんなに時間ヤバいの」 僕も自分の腕時計を見ながらそう言った、腕時計の針はまだ朝の9時頃を示していた 「俺はヤバいんだ」 っと良太が足早にそう言った
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