いざ、お面子ライダーショーへ

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それから25分ほど歩いて、ようやくお面子ライダーショーの会場に着いた、着いたと同時に良太は「ちょっと用事あるから行ってくる」と僕に言った 「何しに行くんだよ?」 っと何故どこかに行くのか疑問があったため聞いてみたところ 「そんなに気になるかぁー、よし教えてやろう、実はな...」 っといきなり教えたそうな顔でこちらを見ながら、話始めた 「実は俺なお面子ライダー役をするんだよ!ちょっとしたバイトとして何だけどな」 突然の事だった為、意味が分からなそうな顔をして良太を見ていた 「あんまり何をすればいいか知らないんだが、お面子ライダーは毎週テレビで見ていたからな、出来るかなっと思って試しにやってみようって感じでなったんだ、お面子ライダー俺好きだからな、出来る気がしてよ」 やはり何を言っているのかイマイチ理解が追いつかなかった、お面子ライダーはおふざけで観に行くのかと思っていたが、まさか良太自身がやると言い出すとは、 「少し待ってくれ」 っと後ろを向いてから、友として一応、応援で見送ってやろうと決心した 「良太頑張れよ...」 まるで最後の別れかのように少し涙を目に浮かべながらそう言った、涙は後ろを向いた時に目薬を使ったが本物そっくりだろう、 「目薬で出した、涙でもありがたい」 寂しそうに良太がそう言った、やはり目薬をしていた所を見られていたようだ、僕は残念そうな顔をしながら 「バレてたんだな、まぁ頑張れよ」 っと目薬での失態を隠すためにカッコつけながらそう言っていた途中に良太が持っていたビニール袋を漁って何かを取り出した 「あ、これで俺の勇姿を写真で撮ってくれないか、どんな感じだったか、みたいんだ」 そう言いながら持っていたカメラを渡してきた、あまり見慣れないカメラだった為一応使い方を聞いてみた 「すまない、、、これって、どうやって使うんだ?」 「あぁ、これはチェキって言ってなピントを合わせて右上のボタンを押すだけでいいんだ、へへぇーん便利だろ」 少し自慢気にそう語った後良太は会場の方へ歩いて言った
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