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人の言うことを信じる？
たった一人しか居ない自分の心を、信じられるだろうか
曇っていても空を見上げて、何か見えることを諦めない？
僕は
ある日の空が
あの、どうしようもない公営住宅地の灰色と似ていても
何かを探すよ
子供たちは裸足で走ったりうつむいたりしていた
あの辺りでは当たり前の光景
靴を買ってもらえない子なんてざらでさ
新しい服を着ている子なんて居ない
その子らの母親は貧しさからいつもイラついて怒鳴り
旦那はその女に
聞くに耐えない言葉を二階から落とす
僕は見ていた
そして、
絶対にこうなるまいと誓った
そうなると
信じるしかないのさ
自分自身を
僕はそうするしかなかった
誰も応援何てしてくれないさ
自分にしか期待なんて出来ないものだろ
僕はずっと自分を応援していた
いい未来を掴むんだって
俺にはそれが出来るんだって
だって、
そうじゃなきゃ
悲しすぎるだろ
ワーキングクラスに生まれて
諦めているうちに死ぬなんて
ブラームスを聴いて育ったのに
信じられないような音楽をやってるけど
そう、マスコミが書くように
ステージ上でケツだって振る
悪趣味で
嫌いな人は大嫌いなミュージシャン
僕は、
それに
成りたかった
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