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「孤三木〜この資料まとめといて」
私は孤三木のデスクに資料を置く
「わかったよ☆」
いや、何そのウィンク………
こいつは孤三木 華夷。私の同僚で、みんなも認めるナルシストだ。
「っと、その前に、会議だよ。行くよ孤三木」
「うん」
孤三木は長めの前髪を左手で整え、ジャケットを華麗に来て、私の後ろをついてくる。次の会議は大事な会議だ。他社と共同で開発する製品の会議で今回、初めて他社の担当の方に合うのだ。これから長期間一緒に仕事をする人なので、悪い印象を与えるわけにはいかない。いい人だったらいいな。
私はドキドキしながら第3会議室の扉を開ける
そこには見たことがないほど綺麗ね女性と、身長が低めの可愛い女性だった。
「初めまして佐伯 真澄と申します。この度、プロジェクトの担当になりました。どうぞよろしくお願い致します。」
私は名刺を出し、深々と礼をする。
「孤三木 華夷と申します。私もこの度プロジェクト担当となりました。どうぞよろしくお願い致します」
「え………」
身長が低めの可愛い女性が孤三木を見て、明らかにびっくりしている。
どうしたのだろう………孤三木のナルシストのオーラにあてられたのだろうか………。
「あ!申し訳ありません。私佐藤 真央と申します。まだ経験が浅く、足を引っ張ってしまうかもしれませんが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。」
私と孤三木に名刺を差し出し、深々と礼をした。
「あ!やっぱり。真央だ久しぶり」
「孤三木先輩………」
真央?お前らどう言う関係だよ…
孤三木の声を聞いて佐藤さんの笑顔が少し崩れが気になって仕方がなかった。
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