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この手紙は渡さなかったんだ。あの子も僕の求めた本当の真っ白の城になり得なくて、他の子と代わり映えのない子だったんだ、あの子への恋の上に何回白いペンキを塗り固めだろうかな。
なんでこんなにも愛を憎んでいたのかとスープをすするとスープが鉛みたいに重くてロシアかなんかの少数民族に伝わる呪いのあるスープを飲んだ時みたいな嫌悪感が出て捨ててしまった。これは愛が今でも嫌いでアレルギーが出てしまったのかな?。
そうだ、あの頃僕の知り合いの彼女がその友人を裏切って僕の他の友人と付き合ったんだ。つまりn君の彼女がn君を裏切ってx君と付き合ったんだ、n君は背が高くてカッコよくてなんかのスポーツで全国大会に出てたんだ、それと比べてx君は僕の友人なんだけどお世辞でもカッコよくなくてブサイクで肩が隆起してスタイルは悪くてスポーツは出来なくて、何よりスタイルの悪いのを隠すために毎回ダボダボの服を着て人相が悪いからマッシュにして縁が丸いメガネかけて…なんでこんなに悪口が出てくるのが僕は不思議だ。まぁ普通に考えたらx君を選ぶのは利潤の観点だったら損なんだけど、n君はスポーツに勤しんでるからその女の子といっぱい遊べれなかったんだ、しかし、x君は毎日毎日その女の子と遊んでたんだ、つまり自分を毎日楽しませてくれるからx君と付き合ったんだろうな。明白だよ利潤で付き合ったんだ。そして妥協、遅かれ早かれその子はn君から捨てられるだろうからx君との恋を優先したんだろうな、けどn君が君といる時の笑顔を僕は一度も引き出す事は出来なかった。君の隣でそんな笑顔をするn君を捨ててx君を選んだ君の精神が分からなくてこんな文章を書いたんだろうな。勿論僕はそんな女の子は嫌いだから中学生の頃から好きだった子にこの手紙を書いたんだけど。
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