二時間遅れのイブ
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わたしはそっと冷蔵庫に近づく。冷蔵庫はワンルームにふさわしく、冷凍室と冷蔵室のみのそれほど大きなものではなかった。なのに扉に手を伸ばそうとすると頭痛が激しくなった。 痛い。痛い。痛い。 わたしは頭痛に耐え切れなくなってその場にへたりこんでしまった。 額から汗が滴り落ちる。なぜ……どうして……。 睨みつけるようにして冷蔵庫を見つめる。ブゥーン……とモーター音が重苦しく響いていた。
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