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「この先20年あなたに尽くしたら60歳だ。そんな老人になった俺見たくないでしょ」
足を絡めて俺が自由に動けない状態にして言う。
「どうする?20年後俺の介護しなきゃいけなくなったら。別れるなら今だよ」
「・・・やだ・・」
気がつけば体を拘束されて彼に包まれている状態になっていた俺は瞳だけで訴えた。彼とすごす時間が長いほど俺の精神状態は幼くなってしまう。
「かわいいなあ」
彼は拘束している力を少し弱めて、膝で俺を刺激してくる。
「服はクリーニングに出しているからまだ帰れないよ」
ぐりぐりと俺自身を刺激して、俺が脱力して蕩けていく姿をじっと見られてその視線から逃げたかった。
「今度はいろんな花を混ぜて贈るから、たくさん混乱していっぱい泣いてね」
「ああ・・・っ」
反論しようとした俺を黙らせるためか、先走る汁を指で広げるようになでまわして体の欲情を煽ってきた。
「ん・・・・ふ・・」
抵抗する力もなく無意識に腰を動かして彼を誘う。
いつからこんな体になったのか、もう覚えていなかった。
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