第三章 大胆な台詞

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「起きてる?大丈夫?体調悪ければキャンセルでいいよ?」 あっ~もう! 心配させちゃったよ・・。 1回、深呼吸。 あの子の声を聴きたい。 トゥルルルルル~♪(着信音) 「もしもし!待たせてゴメン。大丈夫だよ。寒いから温かくして待ってて?着いたら抱きしめさせて。俺が温めるから。」 電話の向こうで心配している彼女が愛しくて普段は面と向かって言えないのに「抱きしめさせて」なんて大胆なことを伝えた/////
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