怖面

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子供の時から、私はよく顔が怖いと言われていた。 そのため、人と会う度に、「ぎゃあ」と叫ばれて困ったものだった。 中でも嫌なのが、家族と会う時だった。 両親も兄弟すらも、私の顔を見ると、「ぎゃあ」と言った後、「なんだ。お前か」という風な反応をするのだ。 家族くらいは、せめて慣れて欲しいものだ。 しかし、最近この考えを変えざる終えない事件が起こった。
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