いつかの

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 次に辿り着いたのは小学校だった。突然インターホンを押したかと思うと、中から教師がやって来て、また何やら話をしているのが見えた。  暫くすると、二人で学校の門をくぐると、もう後はつけられないかと思っていた。  しかし、男性と教師は砂場やジャングルジム。タイヤの跳び箱の様な物の写真を撮ると、最後に花壇の写真を撮って学校から出てきた。  校舎の中には入れなかったのか、最後に校舎の一角だけを写真におさめるとお辞儀をしてまた歩きはじめた。 ”本当に写真家か何かかな?”  疑問は解消される事なくついて行くと、暫く写真を撮る事はなかった。そして最後にやって来たのは墓地だった。
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