タイトル未定

※艶美

「ぬいて、抜いて下さい、くるし、、。」
こんな事をされているのにその笑顔に不覚にもときめいてしまったのは、コイツの無駄に良い顔のせいに決まっている。

「まだ中が馴染んで無いから今動かすと辛くなるよ？」

今この状態が辛いです。そう言おうと思うと安藤がほんの少し中から出るように腰を引けば、そのほんの少しの刺激で身体がゾワゾワした。

「やっ、動かないでっ、くださっい、、つっ。」

「ほら、まだ辛いでしょ？…あれ？」
安藤の視線と先を追えば、私の中心がさっき達したばかりだというのにもう首を起き上がらせている。

「驚いたなぁ、初めてなのにもう感じることを覚えたの？…かなさんは優秀だね。」
自分の身体なのに自分で制御出来ず、全部安藤に支配されている。こんな事をされて性的快感を感じているなんて、叶透は自分が厭らしい淫乱になってしまった様で悔しくて安藤を睨みつける。

その顔は酷く欲情的で安藤が唾を飲み込み、もう限界だと呟くと中のものを一気にギリギリまで抜かれてすぐに力強く押し込まれる。

突然の強い快楽についていけず腰を引こうにもがっしりと掴まれていて上手くいかない。何度も突き上げられてどうにかなってしまう、喘ぐ声が止まらない。カリの部分を気持ちいいところで擦られて堪らない。

「ッ！ん、んっ、んぁ…あぁぁ！！」

「その顔、……凄く‥滾るよ。」
いいところばかり擦られてキスされて息苦しい、くらくらして働かない脳が楽になる為に下へ手を伸ばす。

「で、でちゃうからぁ…んっん、んっ、んぁ…」
昂り自分で何とかイこうと弄る必死な叶透の姿は何とも意地らしく愛らしい。

長いストロークから段々間隔を開けない激しいものに変わっていって、太腿を掴まれてぐっとお腹の方に畳まれて苦しい。

そのまま律動を開始していくと先程までと違い深いところを何度も突かれて背筋を反らしてビクビクと達してしまう。