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中のいいところを何度も強く押されて意識を無理矢理引き戻される。
「あ?!………ッ!」
「寝ちゃ駄目だよ。まだまだこれからでしょ?」
突然ズルッと抜かれたと思ったら横向きにされて左足の腿をやんわり押され折り曲げられるお腹が圧迫されて孔からはどろどろ出されたものが溢れ出る。
淫靡で背徳的なその光景に叶透を自分のものだと刻み込めた気がして安藤は己の興奮が益々昂るのが分かった。
抜かれた刺激でひくひくしたソコに再び熱を宛てがう。
ズンッ
「あ"ぁ"ぁぁ!!!」
一気に入れられて声を上げる、体位が変わってさっきとは違う形で存在するソレがゆるゆると動く。
先程の激しさとは打って変わり小さい刺激に焦ったくて気付かぬ内に腰をカクカク揺らす。
(どうして、たりない…もっと)
強引にされてる筈なのに安藤に快楽を求めている自分にハッとする。
直ぐにでも逃げなければと思うのに
「かなさん気持ちいい?
好きだよ。
愛してる、好き。
……もっとって言ってみて?」
まただ。
安藤に好きだと言われる度に愛を呟かれる度に胸がきゅうっとする。
どうすればいいか分からなくて混乱する。
生理的な涙で視界がぼやける。
前を握られてビクッとする鈴口を撫でられて後ろも相変わらずゆるゆる動かれてきゅうきゅう私の中に居座るソレを締め付けてしまう。それに気づいたのかクスッと笑う声が聞こえた。
「ね、言って。」
(あぁダメだ、結局こいつに流される。)
「……………………もっと。」
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